北九州市長
武内 和久
「ものづくりのまち」として日本の経済発展を牽引してきた北九州市は、産業構造の転換や人口減少といった時代のうねりの中でも、環境先進都市として新たな価値を創出してきました。また、不確実性が高まるグローバル経済や地政学リスク、自然災害の激甚化など、多様な課題にも正面から向き合いながら、私たちはサステナブルなまちづくりを推進しています。
北九州市は昨年、60年ぶりに社会動態が転入超過に転じ、活力ある都市として新たな一歩を踏み出しました。この流れを加速させるべく、自然災害リスクの低さ、充実した物流インフラ、ものづくりや環境産業の集積、豊富な理工系人材といった北九州市の優位性と強固な産業基盤を最大限活かし、積極的に企業誘致を進めています。特に、首都圏企業の本社移転、機能分散を後押しする「バックアップ首都構想」の推進や、半導体・次世代自動車・デジタル産業など未来産業の誘致に力を入れています。
こうした取り組みは、私自身が先頭に立ち、企業誘致チームと一丸となって推進しており、新たなビジネスの創出、人材確保、進出後のフォローアップなど、企業の皆様の様々なニーズにきめ細かくお応えしています。ともに成長を分かち合えるパートナーとして、皆様を北九州市にお迎えできることを心より楽しみにしております。