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立地企業インタビュー

Profile

企業名 株式会社城南九州製作所
ホームページ HP
立地場所住所 〒822-0003 福岡県直方市大字上頓野4200番地20
電話番号 0949-28-8400
FAX番号 0949-28-8401
従業員数 25人(2013年10月末現在)
事業内容 自動車部品製造(ウィンドウレギュレーター等)
  • 該当地域

「営業」のカギは「現場」にある-株式会社城南九州製作所 代表取締役社長 清水 益夫

社内風景

平成24年(2012年)10月、福岡県直方市に株式会社城南九州製作所(資本金90百万円)を設立しました。福岡県を中心とする北部九州地域は、日産自動車九州(株)、トヨタ自動車九州(株)、ダイハツ九州(株)、日産車体九州(株)の4つの自動車メーカーや多数の自動車関連企業が立地しており、国内生産台数におけるシェアの約17%を占める国内有数の生産拠点です。今回の設立により、九州だけでなく西日本地域を見据えた営業活動が可能となりました。


Q1福岡県へ進出を決めた理由は?

福岡県の自動車産業における
ポテンシャルと県・地元自治体の熱意

本州内陸部の長野県に本社を置く株式会社城南製作所(本社:長野県上田市、資本金383.5百万円)は、自動車の窓ガラスを昇降させるパワーウインドウを主力製品とし、サンルーフ、ドアロックなど、普段の生活においては皆さんの目に触れる機会の少ない自動車内部の機能部品の製造・組立を行い、様々な自動車メーカーへと納入しています。

福岡県はアジアの玄関口であり、物流拠点としては必須の立地条件に絶対的な優位性を持つことから、資材部品調達のため海外へと目を向けやすい環境であり、当社にとってグローバルな事業展開の可能性をさらに高めてくれるものと考えています。

また、日産、トヨタ、ダイハツ、マツダなど主要自動車メーカー各社の近くで事業活動を行えることは、顧客ニーズをより捉えやすくなるという点で大きなメリットであること、また、それらお取引各社からの後押しもあり、今回の福岡県への進出が実現しました。

さらに、今回の進出検討に際した現地調査等にあたっては、県・市など自治体の方々には、いつも付き添っていただき、現地案内など大変熱心にご対応いただきました。「遠くの身内より、近くの他人(笑)」という言葉がありますが、特に直方市の皆さんのサポートは、遠く長野県上田市から訪れていた私にとって、非常に心強かったことを今でも鮮明に覚えています。

  • 社内風景
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Q2福岡県へ進出されての印象は?

美しい自然と恵まれた立地環境

当社の本社は長野県にあり、その工場の景色はとても豊かな自然の囲まれていることから、どこか古き良き日本の情景を思い起こさせてくれる大変趣きのある土地です。縁あって、私たちがこの度進出した直方市も、その風景、風情が似ており、どこか懐かしい感じのする場所でした。そんな周辺環境を壊すわけにはいかないということもあり、現在の工場建設にあたっては、本社の部長が真夜中にこっそり工場予定地に来て、バケツを叩いては騒音の影響を確認したこともありました(笑)

我々が進出した、ここ直方市にある上頓野産業団地は、福岡県にある他の工業団地と同様に、地域の方がこれまで通り安心で豊かな生活をおくることができ、かつ、我々自身も活き活きと働ける場所であると確信しております。

  • 社内風景
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Q3今後の事業目標は?

事業拡大のカギは、営業に走ること

現在は、従業員25名ほどの生産工場ですが、今後5年間で従業員100名規模の工場へと拡大させることが当面の目標です。そのためには、一にも二にも営業に走り続けることが、重要だと思っています。先にも述べましたが、福岡県を含めた北部九州地域は国内の自動車生産の約6分の1を占める生産拠点であり、我々にとっての大切なお客様である日産、トヨタ、ダイハツ、マツダ等の主要自動車メーカーに近い場所で仕事ができるという地理的優位性があります。福岡県に進出したからには、様々な優位性を最大限に活かした積極的な営業活動を展開していきたいと考えております。

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Q4日頃の活動で大切にしていることは?

「営業」のカギは「現場」にある

私個人が、営業活動で大切にしているのは、実際に「現場」を見ていただくということです。お客様に私たちの作業現場を見ていただくことで、お叱りをうけることがあるかもしれません。しかしながら、お客様の「気づき」は私どもに知恵を与えて下さいます。その貴重なご意見を吸収し、腐心しながら試行錯誤を繰り返していく中で、同じ部品であってもより良い物を作りだすことができ、お客様のニーズに対して、しっかり応えることができます。また、その過程において、信頼関係を築きあげることも私の考える「営業」だと信じています。

地理的条件もあり、長野県の本社では、このような営業を行うことには限界があります。福岡県に所在する当社にとっては、地理的優位性を活かし、いかにお客様に近い「営業」ができるかが、今後の事業活動における大きなカギになると思います。

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福岡県へ今後期待することは?

社内風景

福岡県には、東西に福岡空港と北九州空港という二つの空港があり、新幹線をはじめ、主要都市を結ぶ高速道路網、博多港や北九州港という二つの港湾など交通インフラが充実しています。そして何よりも、私たちが進出するにあたって、県・市の方々からは手厚く、そして熱心にご支援をいただいたように、行政等からのサポートも大変充実しており、安心した事業展開が可能です。

今後ますます多くの企業の皆さんに福岡県へと集結していただき、皆さんとともに地元の発展に寄与できれば嬉しく思います。

インタビューを終えて

社内風景
商工部企業立地課 立地計画係 原口

こんにちは、今回インタビューを担当した原口です。

今回の清水社長さんとのお話の中で、「九州男児って・・・武骨」なイメージがあるってこぼされていたんですね。九州男児のイメージと言ったら「豪快」、「人情深い」、「お酒に強い」というイメージでしょうか。しかし、そんなことはございません!かく言う私、九州男児にもかかわらずお酒が弱いですから・・・。それはさておき、福岡の人は開放的で誰とでもすぐ打ち解けられる人が多い気がします。食べ物もおいしいですよ!


さて、城南九州製作所さんは、自動車部品のウィンドウレギュレーター(窓を昇降させる部品)のメーカーです。普段お目にかかれない自動車内部の部品なんですが、窓ガラスの重さだけで3キロもあるそうです。それを上下させるには30キロの負荷がかかり、その上下を数万回上下させる耐久性が必要だそうです。車がどんどん進化している中で、部品をできるだけ軽くしようという流れもあり、何万回もの昇降に耐えうる強度を維持するために何度も実験を重ねながら作っていくんだそうです。ちなみに、イミテーション(模倣品)だと見た目は全く同じでも、3000回の昇降でもダメになるんだそう・・・。部品一つ一つに技術が詰まっているんですね。


最後に、清水社長に「城南九州の社風や現在の社員さんの雰囲気を一言で表すとどのようなイメージですか?」と尋ねたところ、「未知」という言葉が返ってきました。本社である城南製作所(株)は1946年に創立、今年(平成25年)で67歳となった本社には円熟した空気が流れているそうです。今回の福岡進出が、(株)城南製作所の福岡支社としてではなく、別会社の(株)城南九州製作所として設立したのは、若い新たな風を起こしてほしいという本社の期待の表れでもあります。
「数年後、この「未知」がどのように変化し、城南九州がどんな風を巻き起こしていくのか、それは、彼らの「熱意」次第でしょう。」という清水社長。社員さんへの期待と想いに胸が熱くなった、原口でした。

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